スペースユーティリティと走行性能を両立するためにはワゴンボディが最適、というスバルの主張を形にした『WX-01』。『ランカスター6』の水平対向6気筒3リットルエンジンを搭載し、従来のVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を発展させた駆動力四輪独立制御を行う。ABSユニットを利用して、路面状況をタイヤの回転差異などから割り出し、アクティブな制御を行うとのことだ。
スバル宣伝課の中村友一副参事は「例えばステルスという戦闘機は、非常に動力性能が高く、制御も複雑なのですが、操縦自体は簡単であると言います。このWX-01も、VDCやADA(自動レーンキープシステム)を組み合わせ、人間では不可能な複雑な制御をコンピューターでサポートして、ドライバーの意思どおり、思ったとおりに運転できるという、未来のドライバーズカーの提案です」と語る。