『S・U・U』はフィットで採用された「グローバル・スモール・プラットフォーム」の第2弾として市販が予定されているモデル。車名は「smart urban useful」の頭文字から取っている。フィットに比べホイールベースを約200mm延長して、3列シートのレイアウトを実現している。
エクステリアは垂直基調で機能性を表現したスタイリング。サイドのウエストラインが低く、ウインドウが大きいのが特徴的だ。エクステリアを担当した本田技術研究所・和光研究所デザインAスタジオの村上邦俊アシスタントチーフデザイナーによると、乗り物酔いが始まる時期である2歳児のチャイルドシートからの視界が遮らないように低くしたのだという。
一方で1列目シートの視界が広すぎると不安を感じるので窓枠をブラックアウトして窓の下縁は少し高くしてある。この処理によりドライバーの見下げ角は『ライフ』と同じくらいになっているということだ。