【VWニュー『パサート』日本発表】フルラインブランドとしての布石

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フォルクスワーゲン(VW)・ジャパンは、「いままではほとんど市場に認知されていなかったと言っていい」という最上級モデル『パサート』の新型を発表した。梅野勉社長は、新型パサートによって「上級セグメントにおいて確固たる基盤を構築」し、VWの「フルラインブランドとしての将来の成功への布石とする」と語った。

新型パサートではこれまで同様にセダンとワゴンが用意されるが、日本市場では7:3でワゴンが多くなると見ている。これは各国のマーケットにより大きな違いがあり、北米では8割がセダンでドイツ本国では6割がワゴン、世界全体でみると55%がワゴン、45%がセダンなのだという。日本で主力となるグレードは2.3リットルV5エンジンのワゴン。

VWは、この新型パサートによって上級セグメントでのイメージ作りを狙う。『ゴルフ』の強い影響から抜け出し、小型車だけではない、フルラインアップメーカーとしてのブランドイメージを作り上げていくという。

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