『eKワゴン』では室内に多くの収納スペースが用意されているほか、様々なアイデアグッズが装備されている。運転席ドアの前方にあるユーティリティポケットに用意される「プチごみ箱」はセンターコンソール下にも専用の取り付けフックが用意され小物入れとしても使用できる。
運転席側のドアポケットの間仕切りは、マグネットで固定され、ポケットに入れるものの大きさによって移動できる。また取り外して寒冷時にガラスの霜取りとしても利用できるようになっていることから、「霜とりクン」と名前が付けられている。
しかし霜を取ったあとは濡れてしまって、そのままではドアポケットに入れられないのでは? と聞いたところ、三菱自動車デザイン本部プロダクトデザイン部のチーフデザイナー、石井成久主管は「拭いて戻してください」とのこと。その点は一般に市販されている霜取りと変わらないとの答えだった。霜とりクンという名前の印象が強いが、実際には「霜取りもできる間仕切り」という感じなのだという。