【ダイハツ『MAX』発表】時代の要求は3気筒

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【ダイハツ『MAX』発表】時代の要求は3気筒
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『MAX』には、過給器や気筒数の違いで、3気筒DOHC、3気筒DOHCターボ、4気筒DOHCターボ、以上3種類のエンジンが用意される。排気量は660ccで共通、全車に可変バルブタイミング機構が装備される。

気になるのは、わざわざ3気筒と4気筒を同時にラインアップしていること。これについて、パワートレーン室の松井千典係長は「それぞれにメリットがあるからです。3気筒エンジンは気筒あたりの爆発力が大きいので、低速トルクが太くなり、その結果燃費が良くなります。またコストを抑えることもできます。一方で4気筒エンジンは、静粛性や、振動の少ない滑らかなフィーリングといった優れた特性があります」と語る。

現在軽自動車を製造しているメーカーは、ダイハツのほかにスズキ、ホンダ、スバル、三菱の5社。このうちスバルだけが4気筒エンジンで、それ以外の4社は3気筒エンジンをメインに製造している。

「ダイハツでもスズキでも、4気筒を多く作っていた時期がありましたが、時代の要求が変わるにつれ、現在は3気筒のメリットが見直されています」と松井氏が語るように、ピークパワーや滑らかさといった要素より、低燃費、低排ガスといった適性が重要視されるようになっているようだ。

なお、MAXの3気筒DOHC 2WDグレードでは、軽自動車初の★★★(平成12年度排出ガス基準値から75%低減)認定を取得している。

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