トヨタ自動車は1日、『WiLL Vi』の生産を12月いっぱいで終了すると発表した。生産終了を受けて人気の高かったボディカラーを復活させた「アンコールカラー」を設定、同日から発売を開始している。
アンコールカラーでは、インターネットによるアンケートで最も人気が高かった3色(ペールローズメタリックオパール、ボルドーマイカ、バニラホワイト)を再設定した。メーカー希望小売価格は130万円。
WiLL Viは、異業種との協業による新ブランド『WiLL』の第一弾モデルとして、トヨタの社内カンパニーが企画開発したもので、若い女性をターゲットに新たな顧客獲得を目指した。販売実績は計画を下回ったものの、これまでに販売した1万5000台あまりの約半数が20〜30才代の女性だった。また約8割がトヨタ車を初めて購入するなど、同モデル発売の当初目的を達成したという。