BMWジャパンは27日、高級セダン『735i』など4車種のリコールを国土交通省に届け出た。『735i』と『740i』、『750iL』の3車種のうち、1994年3月22日〜1996年7月16日に生産された7220台が対象で、前輪サスペンションの形状が不適切なため、主に降雪地帯でスプリングが腐食して折れ、走行安定性を損なうおそれ。6件の不具合報告が入っている。
また、今年3月5日〜5月30日に生産された『M3』の126台では、パーキングブレーキに使われているボルトの長さが不適切なため、走行中の振動でボルトが緩んで脱落し、パーキングブレーキが効かなくなるおそれがあるという。