日産ディーゼル工業は26日、バスの制動装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。1995年7月11〜1997年12月26日に生産された中型〜大型の観光バスなど11型式、552台が対象。
エアブレーキ用のアルミ製タンクの熱処理が不適切なため、表面に亀裂が発生するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が内部まで進行して、圧縮空気が抜けることがあり、最悪の場合、制動装置において、制動力が不足するおそれがある。
クレーム件数は3件だが、事故は無し。発見は販売会社からの情報によるもの。