トヨタは来春にも1.3リットルエンジンを搭載した2列シートのトールボーイワゴンをトヨペット店から発売する見通しだ。『ヴィッツ』と『ファンカーゴ』の中間に位置するスモールカーで対抗馬はホンダの超人気モデルである『フィット』。
ボディサイズや価格帯はフィットと殆ど同じ。月販5000台以上の販売を目指す。ホンダが発売したフィットは爆発的なヒットをしており、ヴィッツを大きく引き離している。新型投入によってトヨタはスモールカー市場でのシェア回復を図る。
2002年は日産が『マーチ』、『キューブ』、マツダが『デミオ』を一新、三菱自動車も秋に『Zカー』を発売するなど、同市場のシェア争いが激化することに対応させる。