セゾン系のチケット販売会社「e+(イープラス)」と、インターネットマーケティング会社のアランは、10月27日から一般公開される『第35回・東京モーターショー』で、従来の前売券と併用する形で携帯電話を使った電子チケットを導入することを明らかにした。
これは代金決済後、iモードへ向けて指定のURLが記されたメールが送られてくるというもので、ユーザーはそこにアクセスすることでチケット代わりになるバーコードを取得する。そのバーコードを画像として保存し、当日持参することでチケットとして機能する。
バーコードが表示されているページへのアクセスは、購入前に登録されたiモード携帯端末固有のUIDを使って認証を行うため、チケット購入者以外の端末やパソコンからアクセスすることは不可能となっている。また、専用ゲートは2カ所設けられるが、それぞれの間をLANで結んで入場情報の交換を行っており、同一コードでの再入場もできないなどのセキュリティ性が確保されている。
チケットの購入には、イープラスの会員登録が必要だが、当日のチケット売り場は大混雑が必至の状況だし、最先端のシステムで入場してみるというのも面白いだろう。