●優勝したジル・ド・フェランのコメント:「先週のテロ事件やアレックス(ザナルディ)の事故のことを思うと、素直に優勝を祝えない気持ちもある。しかし我々はみな前進して行かなければならない。そんな中、レースそのものが開催できたことはうれしい。みんな全力を尽くしてレースに挑んだ。特にピットストップは素晴らしかった。妻の母国であるこのイギリスで勝利できたことはとても嬉しいよ」
●中野信治のコメント:「やはり最後尾からのスタートだと厳しいですね。序盤は前を行くマシンに行く手を阻まれ、アンダーステアもあったのでパッシングが困難でした。そうこうしているうちに周回遅れとなってしまい、なかなか順位を上げられないまま最後まで走るしかありませんでした」
●高木虎之介のコメント:「前戦ドイツでは絶好調で、この調子を持続し、好ポジションから首位争いへと決勝レースを戦うつもりだった。しかし、ここ数日は、じっとレースの開始を待つ忍耐の日々だった。やっとスタートが切れて、前戦同様に、一気に数台を抜いてポジションアップした途端に追突されてしまった。1周目も終わろうとしている時に上位グループがスピン。それに影響されたように目前で数台がスピンしていた。当然のことで他車同様減速していたのに、T.ベルが追突してきた。せっかく待ちに待ってスタートしたのに本当に悔しい」