いすゞ自動車は18日、米同時多発テロ事件の影響で生産をストップしていた現地のディーゼルエンジン工場(オハイオ州)を現地時間17日の夜勤から再稼働したと発表した。
同社の米エンジン工場ではディーゼルエンジンに組み付ける高圧燃料噴射ポンプを独から空輸しているが、テロ事件による空港閉鎖や航空便のキャンセルにより部品が届かなくなり12日の夜から生産停止を余儀なくされていた。このほどフライトが正常に戻り遅れていた部品が到着したためようやく再開した。
トヨタ、ホンダなど他の日系自動車メーカーも同事件の影響で一時現地工場の生産をストップしていたが、各社とも部品調達面で大きな問題が発生していないことから週明けからは通常生産に戻っている。