ヤマハ発動機は、ミラノショーで、2002年欧州向けモデルのヤマハスポーツ『YZF-R1』を発表した。スーパーコーナーリングマシンとして世界のエンスージャストに支持されている1.0リットルスーパースポーツの新基準を確立した同車の4年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
新型は、新たにFI(フュエルインジェクション)投入など、吸排気系の大幅な仕様変更で高速域での特性向上を図った新エンジンを搭載した。フレームは現行型のデルタボックスIIタイプを進化させ、ねじれ剛性値を30%アップしたデルタボックスIIIフレームを採用した。
欧州では年間1万4000台販売する計画だ。