ジョンソン・マッセー社は11日、燃料電池技術に関する無料ウェブサイト『FUEL CELL TODAY(フューエルセル トゥデイ)』をオープンしたと発表した。燃料電池に関する最新ニュースや専門家による解説を掲載し、燃料電池技術の商業化を加速させるのが狙いという。
ジョンソン・マッセー社は、自動車の触媒にも使われる白金などを供給する世界有数の企業で、燃料電池事業にも取り組んでいる。新ウェブサイトでは、同社の製品や技術宣伝が目的ではなく、世界の燃料電池業界関係者に広く専門情報を提供するとともに、業界内のコミュニケーションや共同研究を促すものとしている。サイトの情報は英語表記となっており、日本語はPDF形式のファイルで保存した情報のみ受け取ることが可能という。