【株価】8月の新車販売は好調、しかし株価は軒並み安

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全体相場は5日続落し、平均株価は1万0400円台へ下落。日立を中心とした大手ハイテク企業の業績悪化を背景に、1万円大台割れの可能性が高まってきた。市場のムードが悪化する中で、自動車株も全面安となった。

この日発表された8月の新車販売台数は、前年同月比11%で2カ月連続の2ケタ台の伸び率。中でもホンダ、トヨタ、日産の3社が堅調だったが、市場では完全に無視された。円相場が1ドル=118円台で推移していることも、マイナス材料となっている。

日産自動車が、前週末比43円安の651円と急落。持ち合い解消の売りが再び活発化しており、1月に付けた安値612円を意識する展開になってきた。トヨタ自動車も40円安と続落し、ホンダも140円安。富士重工業、スズキも安い。

《山口邦夫》

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