日本自動車販売協会連合会が3日発表した8月の新車販売速報(登録車)によるとホンダの同月の販売台数が前の年の同じ月にくらべ1.5倍と大幅に伸びた。昨年実績が新型車投入の谷間だったこともあり他社に比べ伸びが目立った。
ホンダの8月の登録車販売台数は前年同月比46%増の3万9千台と大幅に伸びた。『フィット』や『ストリーム』、『ステップワゴン』など新型車の販売が好調なことによるもので、昨年8月時点ではこれらの新型車は発売されていなかったため今年大きな伸びとなった。
最近の新車市場は新型車の売れ行きが好調な半面、既存車種の売れ行きは低調。ホンダの実績もそうした傾向を裏付けるものといえ、新型車を次々に繰り出さなければならないメーカーの台所事情が垣間見える。