【F1ベルギーGP決勝】混乱にゆるぎもせずに勝ったのは……このひと

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スパ・フランコルシャンで開催された伝統のベルギーGP決勝は相次ぐアクシデントと赤旗中断という波乱のレース展開となった。

予選4位とプロスト移籍2戦目にして、今季チーム最高グリッドを獲得したハインツハラルド・フレンツェンがフォーメーションラップでスタートできず、最後尾へ。5分後に行われた再スタートでは今度は前日の予選で絶妙のドライタイヤ選択でポールポジションを獲ったウィリアムズのフアン・モントーヤがスタートできずに、最後尾へ後退する。

3度目の正直で始まったレース、スタート直後こそトップのラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)がキープするものの、オープニングラップで兄ミハエル(フェラーリ)が首位に立つ。ところが5周目走行中に、ルシアーノ・ブルティ(プロスト)とエディ・アーバイン(ジャガー)が高速コーナーのブランシモンで接触。アーバインは幸運にもグリーン上にマシンを止められたが、ブルティはタイヤバリヤに激しく衝突してしまった。このクラッシュでセーフティーカーが導入されるも、事故の深刻さにレースは赤旗中断。心配されるブルティはあらためて身体検査されるが、意識もあり、命に別状はなかった模様。

残り36周でレースが再開されたが、フォーメーションラップで今度は2位のラルフ・シューマッハがスタート出来ず、最後尾に回る。数々のアクシデントにも動揺しなかったミハエル・シューマッハが独走で前人未到の52勝目を上げた。

2位にはマクラーレンのデイビッド・クルサード(マクラーレン)、3位にはスタート時に大きく順位を上げたジャンカルロ・フィジケラ(ベネトン)が入り、チームに今季初表彰台をもたらした。4位にはミカ・ハッキネン(マクラーレン)、5位にはフロントウィングが外れ、予定外のピットストップを余儀なくされ順位を落としたルーベンス・バリケロ(フェラーリ)が入った。6位にはジャン・アレジが入り、公約通りジョーダン・ホンダに移籍して2戦目で初ポイントを獲得している。

《編集部》

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