【新型トヨタ『ウィンダム』】未来をかけた「新世代プラットフォーム」デビュー

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今回、ウィンダムのモデルチェンジを機にトヨタはFFミディアムハイ〜ラージ系のプラットフォームを一新した。

「91年の初代ウィンダムと同時に登場したプラットフォームを10年間使ってきました。このプラットフォームは、『カムリ』を中心に『アバロン』(日本名『プロナード』)、『ソラーラ』(北米カムリのクーペ、コーンバーチブル)、『シエナ』、レクサス『RX300』(日本名トヨタ『ハリアー』)などにも使われています。今回、新ウィンダムで導入された新プラットフォームは、一部分は『ハイランダー』(日本名『クルーガーV』)、日本の『エスティマ』で利用されていますが、来月のカムリをはじめ今後のミディアムハイ〜ラージ系FF車に広く採用されてゆく予定です」(第1開発センター・チーフエンジニア・山田耕作氏)

北米カムリは年間50万近くの台数を販売する大ベストセラーモデルだ。山田チーフエンジニアが挙げた車種を合計すると年間100万台規模のトヨタの主力プラットフォームという事実が浮かび上がる。

「以前は、最初に採用する車種の開発チームがプラットフォームも同時に設計しましたが、現在では将来の商品計画をにらみながら新プラットフォームを開発するチームが別に存在します。よって開発の途中段階でのエスティマやクルーガーVへの一部採用が可能となったのです」(同山田氏)

「今回の新プラットフォームでは、10年間で変化したエンジンやギアボックスなどのユニットのサイズダウンから来る余裕を“より静かなクルマ”を目指し、“より高い安全性”に活かしています」(同山田氏)

今回の新ウィンダムは、デザインや装備だけでなく、実際に乗ってみての静粛性や走りにこそ新プラットフォームのパフォーマンスが発揮されるのであろう。

《三浦和也》

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