【株価】アルコール燃料火災事故でホンダが続落

自動車 ビジネス 株価

全体相場は3日続落。円相場が1ドル=121円台と円高に振れたことで、自動車株は主力銘柄がさえない。円安による業績上方修正を見越して買われてきただけに、一転して売り物が先行する動きとなった。

ホンダが前日比80円安の5360円と続落した。高濃度アルコール含有燃料を使用した同社製乗用車の火災事故等が判明し、売りを誘う材料となった。トヨタ自動車は一時3990円まで売られ、およそ3カ月ぶりの4000円割れ。終値は4110円日産自動車も前日比12円安の794円と、6月19日以来の700円台で取引を終了した。

一方、スズキ自動車、三菱自動車工業が反発し、ダイハツ工業も2円高と3日ぶりに反発。富士重工業も小幅続伸した。

《山口邦夫》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集