4日から19日まで、パシフィコ横浜で開催されている『ムゼオ アルファロメオ』には、イタリアから遠路はるばる輸送されてきた貴重なモデル20台が展示されている。
1910年に生産された第一号モデル『24HP Torpedo』から、正規輸入が決まって日本初公開となった『アルファ147』まで、アルファの90年に渡る歴史をそのままたどることができる。他のメーカーとクルマとアルファのクルマとで一線を画すものとなっているのがデザインの共通性。いわば「アルファのDNA」だ。
なだらかな曲線で構成されたデザインが90年間変わっていないというのは、展示されたクルマたちを見れば一目瞭然だ。前後左右、それに上下と、あらゆる位置から眺めてほしい。
今回の展示を見ていると、アルファ「博物館」ではなく「美術館」と呼んだ方がしっくりとくる。そんな印象を受けた。