ドイツGP12周目でBARホンダのオリビエ・パニスにオーバーテイクされ、抜き返そうとしてスピンを喫して大幅に順位を落としてしまったジョーダン・ホンダのヤルノ・トゥルーリ。結局はマシントラブルでリタイアに終わったトゥルーリは、失意の原因がパニスにあるとおかんむりだ。
「とても難しくてがっかりのレースだった。ペースを守ろうと努力していたときに、パニスとのバトルのせいでスピンしてしまったんだ。彼は第1シケインで僕をオーバーテイクしようとたとき、コーナーをカットして僕の前に出てきた。レギュレーションでは僕がポジションを取り戻していいことになっている。だから僕は次のシケインで抜き返そうとしたら、ドアをしめられた。全く信じられなかったよ」
「アクシデントを避けようとして方向を変えた結果、残念ならがスピンしてしまい、貴重な時間とポジションを失ってしまった。こんなひどいレースのことは早く忘れたいよ」と肩を落としていた。