フィンランドのモバイルフォン会社ノキアは、あるタイヤ会社(系列のノキアンタイヤか)と共同で驚異的なハイテクタイヤを開発した。このタイヤは、すり減ってトレッドの溝が浅くなってくると、なんとドライバーの携帯電話に知らせてくれるのだ!
すでにタイヤ空気圧低下の警告サインを携帯電話に知らせるエレクトロニックセンサーは開発されていた。具体的にどのタイヤにどれくらいのエアーが必要なのかまで感知できるのだ。これをグレードアップ、トレッドの深さと路面の温度を読みとり、路面が凍結している危険なコンディション下において、警告を発するようにするという。
ノキアンタイヤが開発中のシステムは、通信にブルートゥース・プロトコルを用いる。センサーは長寿命電池を用いた小型なもので、既存のタイヤに後付けできる。この画期的なシステム、来年早々にはラグジャリーカーのいくつかのモデルに適用される予定だとか。