【株価】為替相場が円高に転じ、自動車株のかく乱要因に

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全体相場は反発したが、自動車株はさえない。円相場が1ドル=123円台に続伸したことが、株価の足を引っ張った。円安に伴う業績上方修正期待から人気化してきたが、一転為替相場がかく乱要因になってきた格好だ。日産自動車は、前日比28円安の832円と4日続落。スズキが続落し、ホンダが170円安の5290円と大幅に下げた。

トヨタ自動車は、前日比60円安の4260円と続落。同日付の英経済紙フィナンシャル・タイムズが「BMWがトヨタ製ディーゼルエンジンの調達に関する交渉を開始した」と報じたが、市場では完全に無視された。こうした中、富士重工業、三菱自動車工業、ダイハツ工業の3社はしっかり。

《山口邦夫》

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