広告代理店のアドカード北海道は4日、WIN-Project、G.W.インターナショナルと共同で、タクシー内に置かれた企業の広告にiモードなどの携帯電話を使いアクセスすることで、一定の料金をタクシー代から値引くという新しい広告システムを開発したことを明らかにした。
これはタクシーの運転席と後部座席を仕切る“セキュリティボード”に広告を入れた小冊子を置き、乗客がその小冊子に掲載された企業のWebサイトにアクセスすることで、一定の料金をタクシー代としてその企業が肩代わりするというもの。乗客はアクセスしたiモードの画面を乗務員に見せることで、その点数に応じた額がタクシー代からマイナスされるシステムだ。
将来的にはメーターと携帯電話を連動させる機器を設置し、乗車中以外にアクセスした場合でも、携帯電話のメモリにあるアクセスログを辿って料金の値引きができるようになるとしている。