富士重工、定期株主総会で新社長を選任。新体制へ

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富士重工業は27日、定期株主総会を開催し竹中恭二常務執行役員を新社長に選任した。若い社長の下で取締役の体制も一新。GM(ゼネラル・モーターズ)アジアパシフィックのルドルフ・A・シュレイス・ジュニア社長も非常勤取締役として名を連ねた。

25人抜きの大抜擢人事となった竹中新社長体制では取締役の大部分が入れ替わりフレッシュな面々でスタート。同社はGM(ゼネラルモーターズ)グループの中で、4輪駆動システムとCVT(無段変速機)の技術開発分野の中心的存在として位置付けられていることから、これを強力に推進する体制とした。

GMのシュレイス氏は、最近ではGMの日本自動車工業会加入問題で名前が出た人物。本拠地はシンガポールだが、年中海外を飛び回っており「飛行機の中にいる時間が最も長い」という忙しさ。富士重では月に一度の取締役会に出席するという。

《編集部》

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