究極!? ひき逃げ犯が自分でクルマを修理して証拠隠滅

自動車 社会 社会

警視庁は26日、東京都台東区内でひき逃げ事故を起こしたとして、茨城県で自動車修理工場を経営する45歳の男を務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。

警察によると、この男は24日の未明、東京都墨田区内の国道4号線を走行中、53歳の男性をクルマではねて、そのまま逃走した疑いが持たれている。この男性は頭を強く打ち、収容先の病院で死亡している。

クルマを運転していた男性は現場から逃走。そのまま茨城まで戻り、工事現場の鉄柵にクルマを衝突させ、前部を大きく破損させた。その後、自宅の工場にクルマを持ち込み、物損事故扱いとして修理をしていた。

警察は現場に落ちていたクルマのパーツから車種を特定。捜査を進めていたところ、茨城で物損事故を起こしていたものと一致したため、捜査員を現地に向かわせたところ、クルマの所有者と自動車修理工場の経営者が同一であることを確認。該当のクルマを修理していた経営者に事情を聞いたところ犯行を認めたため、逮捕となった。

容疑者の男は「酒を飲んでいたから怖くなって逃げた」としている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集