国土交通省は22日、今後2年以内に導入する自動車の安全基準を都内のシンポジウムで公表した。導入されるのは6項目で、このうち、RVの視界要件と歩行者頭部の傷害防止基準を国が制定するのは世界初という。
導入されるのは、
(1)運転視界の確保基準(乗用車と車両総重量8トン未満の中小型トラック)。
(2)歩行者頭部の傷害防止基準(乗用車と小型トラック)。
(3)オフセット前面衝突基準(同)。
(4)ハイマウントストップランプ装着(同)。
(5)トラック後部への突入防止装置装着(車両総重量3.5トン以上のトラックへ適用拡大)。
(6)スピードリミッターの装着(最大積載量5トンまたは車両総重量8トン以上のトラック)
という6基準。
これらは順次、保安基準へ盛り込んでいく。