【熊野学の技術詳説】『エスティマ・ハイブリッド』---発進時はモーター4WD

2001年6月19日(火) 12時00分
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『エスティマ・ハイブリッド』に搭載されたハイブリッドシステム「THS-C」では、走行状態に応じて次のように動力伝達が変わる。

発進時:バッテリーの電力により、フロントモーターが前輪を駆動し、リアモーターが後輪を駆動する。つまり、モーター4WDだ。軽負荷や穏やかな坂を下る場合等、エンジン効率が悪い領域では、フロントモーターだけが前輪を駆動する。

通常走行時:スターター兼発電機がエンジンを始動し、エンジンが前輪を駆動する。エンジンは必要に応じてフロントモーターを駆動して発電させ、バッテリーを充電する。すなわち、走行に必要な動力が小さく、エンジンの動力がそれを上回る場合に、余分な動力を電力に変えてバッテリーに蓄える。

全開加速時:CVTの変速比を大きくしてエンジン回転を上げ、エンジンはフロントモーターと共に前輪を駆動する。一方で必要に応じて、リアモーターが後輪を駆動する。この時、バッテリーはフロントモーターとリアモーターに電力を供給する。

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