トヨタの燃料電池車『FCHV-4』、特別認可を受けて公道に進出

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トヨタの燃料電池車『FCHV-4』、特別認可を受けて公道に進出
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国土交通省は18日、トヨタ自動車が申請していた燃料電池車『FCHV-4』に大臣認定の許可を与え、ナンバープレートを装着しての一般公道走行試験を認めた。燃料電池車で一般公道を試験するのは、国内ではダイムラークライスラー、マツダに続くもの。

FCHV-3は、トヨタが『クルーガーV』をベースに開発したもので、高圧タンクに貯蔵した水素を燃料とする出力90kwの燃料電池「トヨタFCスタック」を搭載した車両。最高速度は150km/h、航続距離は250kmと、ほぼ一般車並みの水準となる。水素直接燃料方式の大臣認定は今回が初めてで、トヨタは今後3年間、5台の車両で公道走行試験を実験し、実用化に必要なデータを収集する。

大臣認定とは、燃料電池など保安基準の想定外の技術を使った車両を実用化する場合、国土交通省大臣が特別にデータ収集のための公道走行を許可する制度。

FCHV-3は、アメリカ・カルフォルニア州で行われている「カルフォルニア・フューエルセル・パートナーシップ」にも2台の車両を参加させている。

《レスポンス編集部》

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