【誕生・新型日産『スカイライン』】音のためにブロックを新しくしました

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新型『スカイライン』のエンジンは2種類。2.5リットルと3.0リットル、ともに直噴V6となる。これは、『セドリック/グロリア』に搭載されている「VQ」エンジンをベースとしながら、シリンダーブロックやヘッドを改良したもの。最大出力は、2.5リットルが215ps(158kW)、3.0リットルが260ps(191kW)となる。

パワートレイン事業本部 エンジン製品開発部 エンジン製品開発グループ主査の龍田浩氏は、「エンジン型式こそ同じですが、内容はそれ以上に新しくなっています。やみくもな高性能を狙うよりも、気持ちよく運転できるエンジンを目指しました。そのために、いい音で回り、レスポンスがリニアなエンジンを主題として開発しました」

「シリンダーをブロックから作り直したのも、雑な振動や音を消して、いい音を奏でるエンジンにするのが主な目的でした」と語る。そのほか、エキゾーストパイプの集合角を滑らかにして、排気干渉音をきれいにすることで、音と出力の向上を両立したとのことだ。

またレスポンスについては、「可変バルブタイミング機構を、より応答性の良い電子制御式とすることで、状況に応じたバルブタイミングにリニアに対応し、レスポンスのいいエンジンとなっています」と胸を張る。絶対的な性能よりも、感性に訴えるエンジンを目指した、というところか。

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