【新聞ウォッチ】12連休の夏休み、スズキ流「癒しのテクニック」

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年6月13日付

●トヨタ、新型ハイブリッド開発、まず「クラウン」搭載へ(朝日・13面)

●マツダ、燃料電池車を公開(朝日・13面) 

●東証のシステムトラブルで新規上場の「ソフト99」株、終日取引停止、(朝日・13面)

●5月の中古車販売、前年同月比4%増(産経・7面)

●日産、北米市場を強化、未参入市場で販売増狙う(東京・10面)

●特集企画「日米50年」トヨタ拠点初の米国人トップ「DNAは日本人かも」(読売・1面、6面)

●スズキ、夏休み12連休、業界で最長(読売・8面)

●ホンダ、マレーシアに組立新工場を建設計画(日経・13面)

●ダイムラークライスラー社製の普通貨物トラックに欠陥、リコール届け出(毎日・29面)

ひとくちコメント

梅雨入りしたばかりなのに夏期休暇の話題は少し早過ぎるが、日本自動車工業会がメーカー各社の今年の夏休み計画をまとめた。きょうの読売などが取り上げているが、業界で最も休暇が長いのがスズキで、12日間の連休となっている。ほかに、日産と富士重工が10連休、トヨタなど8社が9連休、マツダが8連休を予定している。

スズキのロングバケーションは昨年に引き続いてのことだが、スズキと言えば徹底した合理主義で知られているだけに、業界関係者は「意外」との見方が強い。もっとも、「外国人労働者が多いので、“里帰り”に長い期間が必要になるのではないか」とか「古い工場は空調が悪く暑さをしのぐためではないか」などと諸説紛々飛び交っているが、実力会長の鈴木修氏は現場主義を貫き、今でもよく工場を廻る。

長期休暇も現場で働く従業員の声を反映させながら実現できるもので、トップダウンでコストダウンが効率よくはかれる秘訣も、「よく働き、よく癒す」精神からパワーが生まれてくるようだ。

《福田俊之》

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