カナダGPでフェラーリが1万ドル(約120万円)の罰金を科せられていたことが明らかになった。フェラーリが違反したのはスポーティング・レギュレーションの第66条。土曜日の予選終了直前、ルーベンス・バリケロのマシンがピットレーンの外にあるときに、メカニックがエンジンを点火したため。
バリケロは予選で大クラッシュ。決勝レースでも、5位スタートからすぐに3位まで順位を挙げ、前を行くラルフ・シューマッハを追いかけるも途中で単独スピンして14位まで後退。その後追い上げるが19周目にクラッシュしたファン・モントーヤのマシンを避けきれずにウォールに激突、リタイアに追い込まれるなど、不運な週末となった。