【F1カナダGP速報】兄弟対決、こんどは文句無し

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F1グランプリ第8戦カナダGPは、ブラジルGP以来となる2度目の「フロントロウ兄弟対決」からスタート。トップをゆく兄ミハエル(フェラーリ)を弟ラルフ(ウィリアムズ)が僅差で激しく追う展開。50周までピットストップを伸ばしたラルフが満を持してトップに立つと、2位との差をどんどん広げチェッカーフラッグ。

サンマリノGPでの初優勝ではミハエルがリタイアに終わっていたが、今回は正々堂々と兄(王者)を破っての嬉しい2勝目となった。3位には8位スタートのミカ・ハッキネンが今季初表彰台をゲットした。一方、今シーズンここまで全戦入賞のデイビッド・クルサードはリタイアに終わっている。

母国GPに燃えるBARホンダのジャック・ビルヌーブだったが今週末はトラブル続出。スタートが遅れ18位まで順位を落とし、結局35周目トラブルのためリタイア。その直後、入賞圏内走行中だったチームメイトのオリビエ・パニスにもトラブル発生でリタイア。ジョーダン・ホンダのヤルノ・トゥルーリは4位を走行していたが、残りわずか5周でスローダウン。

ホンダ勢はモナコGPでのクラッシュ後遺症のため欠場したハインツハラルド・フレンツェンに代わって出場した、リカルド・ゾンタが7位と苦いリザルトとなった。さらにキミ・ライコネンが4位に入ったことで、ザウバーがコンストラクターズでホンダ勢を抜き4位に浮上している。

セーフティーカーが入りやすいことでも有名なジル・ビルヌ−ブ・サーキット。今回も19周めにファン・モントーヤがクラッシュ、それにルーベンス・バリケロがよけきれず接触したためセーフティーカー導入となった。トラブル続出のカナダGPは完走9台(完走扱い11台)のサバイバルレースだった。

《編集部》

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