ホンダは6日、白バイ仕様の『VFR800P』の走行装置と電気装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール。今年1月12日から2月19日にかけて生産された405台が対象で、後輪ホイールボルトに熱処理が不適切なものが一部あり、最悪の場合、ボルトが折れて車輪が脱落するおそれ。
また、これとは別に発電機の加工穴を密封する封着剤の塗布方法が不適切なため、冷却用油路が詰まってコイルがショートし、エンジンが停まるおそれも発覚している。
この車種は先月末にも後輪ブレーキマスターシリンダーの不良でリコールを届け出ている。今回も「全ユーザーを把握しているため、直接訪問して通知する」という。