本田技研工業は6日、19車種のホイールボルトが折れる恐れがあるとして、国土交通省に約10万台のリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象車種は今年1月9日から4月20日かけて生産された19車種49型式。
対象のクルマには、ホイールボルトに熱処理が不適切なものがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが折損し、最悪の場合、車輪が脱落するおそれがある。型式により交換部位が前後輪または、前輪もしくは後輪と異なる。
対象車種は『アクティ』、『バモス』、『Z』、『ライフ』、『ライフ・ダンク』、『シビックフェリオ』、『シビック』、『ロゴ』、『キャパ』、『HR-V』、『S-MX』、『オルティア』、『パートナー』、『CR-V』、『アコード/トルネオ』、『アコード』、『トルネオ』、『ストリーム』、『アヴァンシア』、『S2000』。
クレーム件数は37件と多いが、幸いにも事故の報告はない。