【株価】燃料電池自動車を材料に、日産が800円台を回復

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全体相場は4日ぶりに小反発。自動車株も総じて堅調な動きとなった。日産自動車が続落して始まったが、その後買戻しが入り、結局は前週末比10円高の803円と4日ぶりに反発。この日、読売新聞朝刊で「日産・ルノーが、2005年にもガソリン式燃料電池車を発売する」と報じられたことが材料視され、先週末割り込んだ800円台を再び回復した。

ホンダも4日ぶりに反発し、前週末比70円高の5010円と5000円台を回復。スズキが同45円高の1485円富士重工業が同31円高の843円と、ともに急反発した。マツダ、三菱自動車工業もしっかり。

こうした中、トヨタは前週末比10円安の5010円と4日続落。中国政府が日本製自動車の輸入割当を大幅削減する方針と伝えられており、特に同社にとってマイナス材料とされている。日産ディーゼル工業が小反落し、いすゞ、ダイハツ工業もさえない。

《山口邦夫》

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