ジャガーは評判の良い『Xタイプ』にエステート・バージョンを追加する。BMWの「ツーリング」やアウディの「アバント」をライバルとし、2003年に発表予定で開発は進められている。
コードネーム「X404」で呼ばれるジャガーワゴン・プロジェクトは、出だしからして好調だ。というのも、Xタイプ・サルーンはクラス最長・最大幅のプラットフォームをもっており、そのままワゴンのプラットフォームに流用できるのだ。
同じく2003年には“熱血”『XタイプR』も登場する。チーパーチャージド・エンジンの出力はなんと330PS、最高速度は160マイル/h(約256kh/h)で、0-60マイル/h(約96km/h)加速は5秒以内だという。
これら新型車の開発をすすめる一方で、ジャガーはBMWに対し勝利を宣言した。Xタイプが発売前に4000台を受注したのに対し、カルトカーとされる新型『ミニ』はイギリス国内でその半分の予約しかないからだという。