フォードは18日、モデルチェンジして発売したSUV『エクスプローラー』の一部に装着されたタイヤに欠陥があるとして、リコール(回収・無償修理)を決めた。
昨年の夏に発覚した大規模なリコールを受け、今回発売されたモデルからはグッドイヤー製かミシュラン製のタイヤをユーザーの好みで選べるようにしたが、今回のトラブルはその両方で均等に発生しているという。
というのも、原因はエクスプローラーを製造しているフォード・ケンタッキー工場の製造ラインにあるからだ。ベルトコンベアで運ばれてくる完成車が工作機械に接触していた可能性があり、右側に装着されたタイヤの一部に亀裂や擦過痕が発見された。
問題があるのは一部のラインであることは判明しているが、同社では念のためにすでに市場に出ている5万台全ての回収を行う。