大台には届かなかったが、トヨタ絶好調……連結決算

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トヨタは16日、2001年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比4.2%増の13兆4244億円となり、最終利益は同15.9%増の4712億9500万円で、共に過去最高を記録した。年間配当は1円増配の25円となる。経常利益は同22.0%増の9722億円で、営業利益は約942億円だった。

小型世界戦略車の『ヴィッツ』や『カローラ』が好調で、世界全体での新車販売台数は同6.6%増の552万6863台。国内販売のシェアは43.1%を記録し、こちらも過去3番目の高水準となった。

好調の裏側では、ユーロ安などの為替欠損が1700億円、労務費の増加で1358億円の減益要因が生じたが、営業努力で2100億円、原価改善で1900億円の増益効果があり、減益分を見事にカバーした。

《石田真一》

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