ヤマハは14日、富士スピードウェイに新設が予定されているレーシング・カートコースについて、その運営をトヨタから受託したことを明らかにした。同サーキットは昨秋にトヨタが買収しているが、運営についての具体的な方針が明らかにされるのはこれが初めて。
トヨタでは2002年のF1参戦に向け、着々と準備を進めており、富士スピードウェイの買収もその一環と言われている。しかし、同社ではモータースポーツのノウハウがあまりないことから、この分野に強いヤマハに一任することを決めた。ヤマハとしてもトヨタとの関係を深めつつ、国内モータースポーツの底上げができるので、正に一石二鳥となったようだ。