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GMが期待の新工場建設をスローダウン---原因は?

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GM(ゼネラルモーターズ)は9日、同社が現在ミシガン州に建設を進めている新しい完成車工場の完成時期を当初計画よりも1年遅く、2005年以降に延期するという計画を発表した。アメリカ国内の景気減速ムードで新車販売が落ち込んでいるために在庫が過剰傾向となり、将来の生産能力についても見直す可能性が出てきたためとしている。

この工場はミシガン州のデルタタウンシップに建設中のもので、GMとしては1986年以来の新工場。約10億ドル(約1223億円)を投資して最新の工作機器を揃え、4300人の従業員を雇用する予定だったが、昨年秋からアメリカ経済が冷え込みを見せ始めたことで新車在庫が過剰となりはじめ、4月のシェアも過去最低の26.2%まで落ち込んでいる状況。

このため、新工場の稼動開始を遅らせざるをえないと判断されたようで、当初2004年秋の完成を目指していたが、建設ペースを落して1年遅らせるという。現在のところ工事自体の中止は考えていないとのことだが、将来的に計画全体が見直される可能性もあるという。
《石田真一》

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