昨シーズン、ルーキーながら大活躍で一躍注目の的となったジェンソン・バトン。しかしベネトンに移籍した今年は苦しい戦いばかりが続いているだけに、昨年在籍したウィリアムズと、元チームメイトのラルフ・シューマッハの活躍にその心境は複雑なようだ。
「ウィリアムズがあんなに活躍しているのを見るのは正直言ってちょっと辛いよ。でも同時に彼らがどれだけ懸命に取り組んでいたかを知っているだけに苦労が報われて嬉しい気持ちもある。去年はラルフと近いレベルでレースができていたんだから、なるべくポジティブに考えるようにしているよ」とバトン。
現在も獲得ポイントは0。そのままウィリアムズに残留していれば2年目での表彰台も夢じゃなかっただけに、バトンにとっては辛い現実なようだ。