トヨタ自動車は、同社のフラッグシップサルーンの『センチュリー』を一部改良して、7日から発売した。
今回の改良では、疲労感の軽減に寄与するマイナスイオン発生装置をルーフ中央部の2カ所に自動車として初めて設定したほか、DVDボイスナビゲーション付EMV(エレクトロマルチビジョン)に最新モデルを採用した。
また、有料道路の通行料金支払いを自動で行うETC(ノンストップ自動料金収受システム)対応の車載器や、交通事故や急病発生時にエアバッグの作動による自動通報、緊急通報スイッチ操作による手動通報で警察や消防に救援を依頼するヘルプネット(緊急通報システム)対応ユニットを販売店装着オプションとして新たに設定した。さらに、グラスファイトコート採用のワイパーブレードやカードホルダー付運転席サンバイザーも新たに装備している。
価格は従来よりも3万円アップの938万円、デュアルEMVパッケージ装着車が1000万円で、ついに大台を達成。国産車での価格1000万円台はトヨタ『メガクルーザー』、ホンダ『NSX』に続いて3車種目。