GMは夏に向けて増加する、子供が車内に放置されて熱射病などで死亡するという事故を、少しでも減少させるための技術を開発した。
これはクルマの天井のリア部分に設置された、ドップラー効果を利用したセンサーで子供やペットなどの心音をモニターする、というもの。室内温度が上昇し、心音に変化があった場合、クルマのクラクションが自動的に鳴らされる。またオンスター装備車の場合、警察やレスキューチームに直接信号を送ることも可能だという。
この技術は2004年モデルのミニバンなどから標準装備される予定で、業界スタンダードとなれば他のメーカーにもこのシステムを提供する用意があるという。