日産自動車は、小型キャブオーバーバン『キャラバン』をフルモデルチェンジし、5月14日から販売を開始することを明らかにした。キャラバンのフルモデルチェンジは実に15年ぶりで、外観デザインを一新して衝突安全性を向上させた。
ノーズ部にクラッシャブルゾーンを設けて衝突安全性能の向上を図ったことが最大の改良点。このため、荷室の床面積は従来よりも19ミリ短くなった。エンジンには、新開発の直噴ディーゼルエンジン「ZD30DD」を採用、直噴エンジンの採用で燃費を従来型車よりも13%向上させた。
商用車としてだけでなくバイクやカヌーを積載するレジャーユースとして販売していく。価格は前モデルから据え置いた。