日産自動車は13日、運送子会社である日産陸送の全株式(発行済み株式の100%)を日産陸送の経営陣と東京海上キャピタル、AIGジャパンパートナーに譲渡することで合意したと発表した。日産陸送は日産の新車の輸送のほか、一般消費者の自家用車の輸送も手がけている。
再建計画「日産リバイバルプラン(NRP)」に基づく関連会社株売却の一環。日産陸送が行っている日産および日産グループ向けの車両等運送事業は株譲渡後も継続される。譲渡日は5月上旬の予定。
日産はNRPで2002年度末までに自動車事業関連の有利子負債を7000億円以下に削減することを目指しており、関連会社株の譲渡を進めることで目標を達成する。