メルセデスベンツAMG部門は、『Cクラス・スポーツクーペ』派生の『C27スポーツクーペ』ディーゼル仕様を開発中だ。メルセデスベンツ乗用車部門のボス、ユアゲン・フーバート氏は、いわゆるスーパーディーゼルと呼ばれるこのマーケットが、これからますます注目されると見込んでいる。
パワーとトルクを発生する洗練されたエンジン、それに効率の良い燃費---これらのポイントが今回のエンジンの魅力なのだそうだ。フーバート氏はすでにV6ディーゼルエンジンにもゴーサインを出しており、それらは2003年の暮れにはメルセデスベンツのラインナップに適用される予定である。
しかもその研究開発は、シュトゥットガルト郊外のAMG本部で進められている。その新しいアルミブロックエンジンは、『Sクラス』の250PS4.0リットルV8コモンレール・ディーゼルと同じ72度V型らしい。