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議論---道路と歩道の段差は何センチが適正か

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「歩道と車道の段差は何センチが適正なのか」ということを巡り、障害者の間で議論が生じているという。

朝日新聞が12日付けの夕刊で報じたもので、議論の発端となったのは神奈川県平塚市の盲学校近くの交差点に導入された傾斜ブロック。神奈川県では「段差が上れない」という車いす利用者からの要望を受け、バリアフリーの観点から1994年に先端部分の高さが5ミリという傾斜ブロックを初めて導入。県内の主要交差点が改良される度に設置して、現在では県が管理する道路の4割以上で導入されている。

車いす利用者からは好評のこのブロックだが、視覚障害者からは「5ミリの段差では道路と歩道の区別がつかない」と不評の声が上がった。5ミリの段差では砂やほこりで埋もれると、ほとんどその差がわからないという。歩道と道路の境界には「危険」を示す点字プロックも設置されているが、違法駐車車両の乗り上げによって磨耗して役に立たなくなっていたりするケースもあり、少ない段差では「自分が車道に向かっているのか、歩道に向かっているのかの区別がつかない」という。

国土交通省が定めた交通バリアフリー法では「段差は2センチ」と定められているが、自治体によってバラバラなのが現状のようだ。
《石田真一》

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