【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】いちばんよく使う人のためのデザイン

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【新型ホンダ『ステップワゴン』出た!】いちばんよく使う人のためのデザイン
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「家族でバンザイ」「大人に二重マル、子どもにハナマル」という新型『ステップワゴン』はインテリアにも家族全員で使うための工夫がなされている。

インテリアを担当した土屋直明デザイナーによるとフロアを下げて1ステップで乗り込めるキャビンは子どもでもお年寄りでも乗り込みやすいようにとの配慮だが、スライドドアを開けたところにあるグリップは初代の上下に長いタイプから天地を短くしてある。これは握力のない子どもはグリップの縦の部分より下辺に手をかけて、お年寄りは上辺に乗るように体重をかけられるように乗り込むというリサーチの結果だという。

またATのセレクタはウォークスルーのためにフロアではなくダッシュボード上に配置されているが、これもコラムシフトよりも見た目の簡単さ、使いやすさを追及した結果だという。大きく丸い形状も含めてお母さんが簡単に使えそうに見えるということを第一に考えられている。この考え方はエアコンの大きなダイヤル形状にも表れていて、若干突き出しが小さく掴みにくいのでは、との質問にも「径を小さくして突き出しを大きく取るよりも多少薄くても大径にしてノッチを大きく取った方が操作しやすい」との結論だという。

ドアロックのピンも同様で、外から見ても状態を確認しやすく、子どもでも動作を確認しやすいということで敢えて突き出している形状を採用したという。土屋デザイナーは「ホントはベンツのようにぜんぶ隠れてしまうタイプの方が好みなんですけどね」と語っていたが、新型ステップワゴンでは、週末にしか乗らないお父さんよりも月曜から金曜まで多くの時間をこのクルマで過ごすお母さんや子どものことを第一に考えて設計されているようだ。

《レスポンス編集部》

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