フォードではヨーロッパ市場に向けての『エクスプローラー』ディーゼル仕様を2002年から生産開始する予定である。ディーゼル・エンジンを作るのはデトロイト・ディーゼル社。現在ガソリンエンジンのエクスプローラーを生産しているセントルイス工場で、年間1万5000台程度がディーゼルエンジンを搭載して組み立てられる。
ヨーロッパではディーゼルが燃費などの面からガソリンよりクリーンなエネルギーになる、と考えられており、ミニバンやSUVではディーゼルが主流。フォードではディーゼル技術に遅れをとり、ヨーロッパでのマーケットを開拓しにくいことからデトロイト・ディーゼルを使ったエクスプローラーの生産に踏みきることになった。